スコット フルシー

企業、経営者、政府機関、金融機関を代理し、問題解決に務めている。これには、米国司法省および証券取引委員会の調査対象となっている個人、集団訴訟に対する企業幹部、制裁措置に直面している個人および企業の弁護、および内部告発原告の支援などが含まれる。

122カ国以上で事業を展開し、45,000人以上の従業員を抱えるGeneral Electric Energy Connections（現GE Vernova）でチーフ・コンプライアンス・オフィサーを務めた経験から、企業の仕組み、ニーズについて深い理解を持つ。同社ではグローバルな法律および規制のコンプライアンスを監督し、贈収賄防止、マネーロンダリング防止、制裁に関する規則および規制などに従って業務遂行を監督した。

また、企業や経営者の保護という観点において、政府の調査や起訴についての深い造詣に定評がある。米国司法省では、副司法長官を務め、司法省の運営を監督し、政策について助言を行った。それ以前の10年間は、ジョージア州北部地区連邦検事局で連邦検察官として、大規模国際犯罪組織の複雑な犯罪、マネーロンダリングおよび民事資産没収の調査・起訴を担当し、同局の3人の課長の1人として活躍した。また、ジョージア州フルトン郡で6年間地方検事補を務めた。

中央、東、南東のヨーロッパ諸国に深く精通しており、この地域のクライアントを定期的に訪問し、協力している。この地域への関心は、司法省時代の2009年から2010年にかけて、ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボに派遣され、地元のテロ対策検察官に技術的助言を提供し、後に司法省の担当責任者を務めたことに起因している。